しゃなちゃんのチャンピオンへの道 2

前回はしゃながドッグショーにデビューしたときのお話でした。付け加えると、1泊2日の旅でしたが、人間はホテル、しゃな達ワンコは車中泊でした。日中は暑かった新潟も夜は幾分ひんやりしており、車でも大丈夫でした。気になって夜中に駐車場に見に行ったのですが、しゃなはお利口さんに寝ていました。小さいのに一人でも落ち着いてバリケンで寝ることができるのはちょっと安心しました。

さて、歩かないしゃなは10月にも福井県でのドッグショーに参加しました。福井の大野の公園です。白峰の山越えをしていけば、近道、前回長距離でも全く問題なかったので、この道を選びました。このショーではベビーでの最後のショーで、一等一席でした。ブリード選でもちょっとしか歩かず、午後のグループ選は気が重かったです。やっぱり歩かずに終わりました。やっぱりね~なんて思っていると、ベストインのジャッジの方が、リンクから去ろうとしているときに、「いい子なのにもったいない」との言葉をかけてくれました。ジャッジの人はこんなことを言ってくれるんだあと思ったのと、結果は最悪だったのに、なんだか嬉しいような気持ちになりました。
 いい子ならなんとかしないと・・・・と思い始めた私。そのジャッジの一言が私にとっては最初の支えになりました。私だけの力ではだめだ・・・と思い、ショーでテントを並べて顔見知りになった訓練士さんにお願いすることにしました。ジャッジも男性が多く、男性の訓練士さんへお願いすることで、男の人にも慣れて欲しいとの気持ちもありました。何回か通ううちにしゃなは動かないしゃなからひょこひょこ歩くしゃなに変わっていきました。短時間で絶対に怒らない訓練士さんにしゃなも信頼をおき、楽しいそうに訓練を受けていました。そして、ベビーからパピーへ滋賀県のドラゴンハットでのショーではしゃなは歩いてくれました。ただ、パピークラスは2匹の出陳、しゃなは負けました。とってもお利口なワンちゃんで、ボディーもしっかりしている対戦相手は結局、そのショーのベストパピーに選ばれていました。
そのショーではパピークラスはシーズーがベストイン、オープンクラスではなんとお友達のワンちゃん オリザちゃんが、ベストインになり、興奮と、感動のショーでした。
しゃなの結果よりも、身近に目標となるオーちゃんがとても良い成績をとれたことが、とても印象に残っています。11月下旬のショーで2005年は終わりました。
しゃなちゃんのチャンピオンへの道 2_a0091448_202234.jpg

パピーの頃のしゃなちゃん。  今見ると、ほんとかわいいっすぅ 親ばかですが・・・
当時はショーのことで頭がいっぱいで、こんなに可愛いしゃなだったなんて今更思ってしまいます。
by m-n-windy | 2007-02-18 20:30 | メモリー

犬と私のまったりとした日々


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